梁太(りょうた)と申します。
大工および工務店の独立を目指した経緯について話したいと思います。
同様の職種の方のきっかけもぜひ聞かせてください。
小学生時代
父親は内装大工をしています。その父の本格的な日曜大工をしている姿を見たり、しばしば職場に遊びに行ったりしていました。
それと小さい頃は折り紙やビーズ工作など手先を使うことが好きでした。
自然とものづくりに興味が湧き、大工を志すようになりました。
大工とは?
“家を建てる人=大工”は正解でしょうか?
実際に現場で”大工”と呼ばれるのは”木工事”をする人です。
鉄骨を建てる人は大工ではなく鳶と呼ばれるし、土木や鉄筋コンクリートに関わる仕事は住宅を建てるために必要不可欠なのにも関わらず”大工”とは呼ばれません。
強いて言えば鉄筋コンクリートの型枠工事をする人を”型枠大工”と言うことはあります。
そんなことはつゆ知らず、私は”家一軒を建てる人=大工”だと思っていました。
大工とは、お施主様とやりとりをして、設計をして、骨組みを建て、屋根を張り、電気や設備を設置し、内装を仕上げ、外構をつくる人のこと。
それだからこそ格好いいと思っていたし、建築業界全体が分業のオンパレードとしったときはかなりショックでした。
大学進学
正直言うと、進学先はよくわからないまま「大工やるんだから建築学科だろ」と決めました。
建築学科が設計を学ぶところだとは全く知らなかったのです。
バカです。
しかし、こんな事言うのもなんですが、僕は勉学で困ったことはあまりありません。
なので調子に乗って「俺が取る資格は一級建築士だろ」と建築士がなにをする仕事かもよくわからず一級建築士を取るんだと思っていました。
アホです。
一級建築士を取るために必要な建築専攻での大学卒業と自分が無理なく行けるレベルを満たせると思って、東京理科大学を志望しました。
実際に大学で勉強していると、当然ですが周囲の雰囲気は設計設計と、現場には興味がありません。
それを目の当たりにした僕は天の邪鬼なので、より大工をやりたいと思うようになりました。
そうして気がつけば、設計と大工を両立するという当初描いていた大工像を目指していました。
就職
大学卒業を前にして、僕はまた新たに知ることになります。
大工を大卒でやろうとすることは普通じゃ無いということです。
一般からも大工自身からも
中卒・高卒で修行を始めて、雑用→見習い→兄弟子→親方
的な?イメージを持たれています。
もちろん偏見なんですが、その数が多いのは間違いありません。
そこでさらに思うようになりました。大卒を取り柄にできる大工になりたいと。
でもわざわざ大卒をとる会社なんてあるのだろうかと思って「大卒 大工」で検索しました。
ありました。
そんな考えにぴったりの会社を見つけ、そこに就職し、今に至ります。
おわりに
当初目指していた「大工」とは「棟梁」のことでした。
棟梁は現代では稀有な存在です。
一般的な大工を目指していたつもりが気づけば少し変わった大工、よく言えばハイスペック大工的なものを目指していました。
でもそれはワクワクする挑戦だと思います。
これからも楽しんで成長していきたいですね。
以上です。ご安全に。


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